こども美術教室 がじゅく 用賀スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年7月11日水曜日

7/11(水)の授業報告

暑かったですね!

もう、夏!といった一日でした。


本日の幼児クラスは「カラフル階段」、少年クラスは「静物デッサン」を行いました。

画用紙を家・壁に見立てて、そこから伸びるカラフルな階段をつけて絵にしていきます。

課題の説明を終え授業が進む中で、入り口に「ドア」があったら面白いのでは!?
という、会話からドアも制作することとなりました。


三角のにドアに合わせて、画用紙を切っているところです。
なかなかどうして、難しい。。。のです。

でも、あきらめずに頑張っています。

出来ないと「先生やって〜」と声が上がるのですが、まずは自分でできるところまでやってみる。

これが、大事なのです。

でも、最後まで自分でやりきっていました。



さて、できあがって作品です。


いつも「青」を中心に色付けしていく彼ですが、今回は情熱の赤できましたね。
こういった変化も楽しくていいでうね。



大小、いろいろな場所に配置された入り口から伸びる階段。


ドアを開けると〜


中には「ワン!」

犬さんがいるのです!!



たくさのカラフル階段とドア。

ドアもカラフルですし、中央のドアなんて「空」のドアなんですよ!
とてもステキな発想ですね。


そして、空のドアを開けると、犬さんがいます。

他のドアにも、鳥や猫といったお友だちがいるんですよ。



こちらは、振替のお友達の作品です。
丸いドアに、左下の大きな観音開きのドア!
マス目を丁寧に塗ってくれた、力作なんですよ。



 こちらも、振替のお友達の作品。
長く伸びるカラフル階段の上には、ハートの形の入り口があったりとアイデア満載!

右下に小さくですが、お花の切り絵があるんですよ。




少年クラスでは「静物デッサン」を行いました。

モチーフ(描く対象)は、「牛頭骨」


まずは、紙面にどう描いていくかを学んでいきます


細部からではなく、全体をどう紙の中におさめていくか。
難しいですが、一生懸命に聞いて、実践していました。 

通常は、白い紙に鉛筆で陰影を描いていきますが、今回は黒い紙に白で「光」を描いていきます。
デッサンにおいて「光」の存在は、とても重要なもの。
だからこそ、この方法でアプローチをし、「光」について考えていきます。 


全体をみながら、常に複数箇所との比較を行い、形を探っていきます。

少しずつですが、形がモチーフに近づいていきます。



今日の成果です。
まだ、形は甘いですが、全体を紙面におさめていく挑戦は良い方向に向いていますね。

モチーフにどの方向から光があたっているかなど、よく観察しながら次回も頑張りましょう!


担当したのは、アキヒロ先生。(記:アキヒロ先生)